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□■ 過去会計と未来会計(2)
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いつも大変お世話になっております。
若山経営・東京事務所の若山です。
今回から、弊社若山が週間帝国ニュース(株式会社帝国データバンク青森支店様発行)
に掲載させて頂いた記事の「過去会計と未来会計」の記事から抜粋したものをシリーズでお届けします。
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経営には未来会計が必要と言われますが、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書となじみのある資料とどんな違いがあるのでしょうか?
【財務会計】
1.目的/特徴:外部報告目的(投資・金融・税務)で経営の結果を示す過去会計⇒制度会計
2.利用者:外部利害関係者(投資家、金融機関、税務機関等)
3.提供情報:全体会計(企業全体やグループ全体の会計情報)
4.利益概念:会計制度に基づく利益概念
5.思考の特性:答えがある(過去形)
【管理会計】
1.目的/特徴:内部報告目的(経営管理)で経営者の意思決定や業績向上に必要な未来会計⇒意思決定会計
2.利用者:内部経営管理者(経営トップマネージャー)
3.提供情報:セグメント会計(事業、組織、商品、顧客、地域などのセグメント別の会計情報
4.利益概念:経営者の意思決定や業績向上に役立つ利益概念
5.思考の特性:答えを探す(未来計)
本を読む時は、始めから終わりへと読みますが、会社の経営はそれとは逆に、終わりから始めて(あるべき姿を描く)、そこへ到達するためにできる限りの事をする。
経営とは、まず求めたい「結果」を明確にし、達成するための方法を考え、実行することではないでしょうか。
■□随想━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
「あるべき姿」を思い描いたとしても、絵に描いた餅に終わってしまうことが無きにしもあらずでしょう。
私も、高すぎる目標を前に「思い描いたあるべき姿」が失われたことがありました。
「戦略参謀」はメニューに沿って進むたびに、「現実的な数字か」「実現可能性は高いのか」「実現するためにどうするのか」と何度も問いかけます。
そのように、「戦略参謀」を使って考え抜いた「実現可能性が高いあるべき姿」は、最善のものであるかと思います。
是非、「戦略参謀」を使い、顧客様と一緒に脳から汗をかいて頂ければ幸いです。