ニュースレター

組織に変革をもたらす会議①(2013.10.24)

若山経営東京事務所の若山です。
いつも大変お世話になっております。

今回は弊社若山が週間帝国ニュース(株式会社帝国データバンク青森支店様発行) に掲載させて頂いた記事の「組織に変革をもたらす会議」の記事の中から抜粋し、2回に渡ってお届けいたします。
 

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╋■┛ 組織に変革をもたらす会議(1)
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私達、中小零細企業は、会議をやる時間はもったいないと考え、時間外にやることが多いのではないでしょうか?
会議は仕事と考えるべきです。

会議には大きく分けて二つの種類があります。
 ①報告、連絡、通達、情報伝達、説明 → 一方通行
 ②問題解決意思決定、合意形成 → 双方向

経営計画を、ボトムアップに変えることができるのはもちろん「②」です。
「②」のケースでは、発生した問題を解決する場当たり的な運営が多く見られ、
 誰かが、自分の意見を声高に主張するだけ
 都合の悪い反論には答えない
 議論がかみ合わず、同じところをぐるぐる回るだけ
 挙句のはてに時間切れになって、何が決まったかさっぱりわからない….

こんな会議だったら、忙しい時間を割いて出席しても意味がない。
るのだったら時間外という悪のスパイラルに陥ってしまいます。

これを避ける「鍵」は三つです。
 ①イシュウ(考え、論じる目的)を明確にする
 ②誰かがファシリテーター(進行を中立的な立場で行う人)の役割りをする
 ③会議の終わりには必ず結論を出す(誰が、いつ、どうやって)

次回は上記の3つの「鍵」についてです。
 

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よくテレビドラマで見ますが、社長の鶴の一声で、その場の全員が賛成の雄叫びを上げ始めます。
その裏で、社長失脚を画策する幹部が出てきます。
私はドラマの見すぎかもしれませんが、そのような事が起きないためにも「合意形成」は必要だと思います。
弊社の戦略塾の「ファシリテーション講座」では「合意形成」の仕方も学ぶことができます。
再受講制度もありますので、是非ご活用ください。