業績評価指標(KPI)活用と組織づくり(2)-1
前回は、戦略目標とKPIの関係でしたが、今回は関連して「事実の積み上げと
振り返り」「勘と経験ではなく技術」ということを考えてみます。
1、事実の積み上げと振り返り
普段やっている業務を、(1)その業務は何のためにやっているのか、(2)やるべき
ことは数値目標になっているか、(3)取り組む方法は明示しているか、という
視点で見直すことは業務効率の改善にもつながります。
決めてから、その実行を徹底する・・・現実には、この「徹底」が壁になります。
社長が決めて実行を促し、納得した返事が返ってきても習慣にならない、
「社長は、いつも気づいて言い出すが、またそのうち忘れる・・・」そう思って
いる人が社内にいます。
振り返ってみると、私はそれを何度も繰り返してきました。その壁をぶち破る
には、事実を積み上げ振り返りをすることが必要と気づきました。
わが社では戦略目標(目標を達成するために設定した目標)毎にKPIを設定し、
責任者と担当者を決めて振り返りをしています。
決めたことを徹底するため、どんな取り組みをしたのか事実を記載(行動の記録)
し、達成した場合は継続、達成できなかった場合は次に向けて工夫するという
“振り返り”を習慣にしています。
集中することにより、目標達成を妨げる要因(阻害要因)に気づき、
無駄なことはやめていくことができるようになりました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ご購読いただきましてありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
戦略TV
http://www.senryaku.tv/
若山経営HP
http://wakayama-keiei.jp/
配信元
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
株式会社若山経営
〒030-0944 青森市筒井八ツ橋1372-1
TEL:017-738-8833 FAX:017-738-8827
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆