ニュースレター

組織を変える①(2014.09.04)

若山経営東京事務所の若山です。
いつも大変お世話になっております。

今回も弊社若山が週間帝国ニュース(株式会社帝国データバンク青森支店様発行) に掲載させて頂いた記事の「組織を変える」の記事の中から一部抜粋し2回に渡ってお届けいたします。

 
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╋■┛ 組織を変える
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経営戦略策定とそれに基づく経営計画作成を支援させていただく時によく聞かれるのが、 トップダウンと、ボトムアップといずれがいいのかということです。

2004年5月に発行された「カルロスゴーン 5つの革命」(講談社)を日経新聞の長谷川編集員が紹介している記事をネットで見たら、「カルロスは日産の代表になる20年前にも日本に来たことがあり、その時「コマツ」を見学して大変なショックを受ける。
フランスではトップダウンのやり方が当たり前なのに、日本はボトムアップをとても大事にするということに感銘を受ける。
カルロスはその体験から日産の代表に着任する前に、600人の社員と面談している。」

経営革新計画や経営改善計画を作成するのはトップダウンです。
しかし、それを組織が実行できる仕組みに変える ためにはボトムアップが必要です。

カルロスゴーン氏はトップダウンとボトムアップの組み合わせで組織の変革を導きだしたと言えるのではないでしょうか。
 

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『戦略参謀』というツールがあることによって、皆が同じように意見を出しやすくなります。
普段無口な隣のデスクの「あの人」が「思わぬ戦略」を持っていたということも聞き出すことが出来るのではないでしょうか。

次回は「トップダウンとボトムアップの組み合わせで組織を変革に導く方法」です。