ニュースレター

イノベーション①(2017.2.9)

いつも大変お世話になっております。
若山経営です。

今回も、弊社 若山が週間帝国ニュース(株式会社帝国データバンク青森支店様
発行)に掲載させて頂いた『小規模企業の経営戦略』の記事の中から、抜粋した
ものをお届けします。

 イノベーション  -1

イノベーションという言葉は、オーストリアの経済学者 シュンペーター※1
によってはじめて定義されています。

注目したいのは、著書「経済発展の理論」の中で、
経済発展は人口増加や機構変動などの外的な要因よりも、
イノベーションのような内的な要因が主要な役割を果たすと述べていることです。

私達の経営を取り巻く外部環境は激しく変化しています。
これからの経営は、内部環境の強みや弱みだけでなく、
外部環境の変化による機会や脅威にも着目しましょうと述べてきました。
内的な要因が主要な役割を果たす、イノベーションはなぜ必要なのでしょうか。

イノベーションとは、新しいものを生産する、
あるいは既存のものを新しい方法で生産することです。

ここでの生産という言葉は、ものや力を結合することと定義され、
イノベーションの例として、次のことが挙げられています。

(1) 創造的活動による新製品開発
(2) 新生産方式の導入
(3) 新マーケットの開拓
(4) 新たな資源(の供給源)の獲得
(5) 組織の改革

※1 ヨーゼフ・アロイス・シュンペーター
(Joseph Alois Schumpeter、1883年2月8日 – 1950年1月8日)
オーストリア・ハンガリー帝国(後のチェコ)モラヴィア生まれの経済学者