若山経営東京事務所の若山です。
いつも大変お世話になっております。
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今回は弊社若山が週間帝国ニュース(株式会社帝国データバンク青森支店様発行)に掲載させて頂いた記事の「戦略策定の前にやるべきこと」の記事の中から一部抜粋し、2回に渡ってお届けいたします。
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╋■┛ 戦略策定の前にやるべきこと①
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この厳しい環境のなかでV字回復をした会社があります。
ある小売業の事例です。
3年前、金融機関の紹介で経営改善計画作成の段階からかかわり、 経営者・幹部と一緒に決算の状況を確認した上で、「利益率の改善」一点に絞りました。
その上で課題を話し合い、業務のプロセスを見直し、社員教育や組織の現状を考え改善の方向性を見出しました。
顧客に対しては、わが社ならではの強みを発揮する、というストーリーを作り、毎月定期的に会議を開催して、数値や行動結果の確認を徹底してきました。
その結果、売上は下がったのですが、営業利益が前期はじめて黒字に転換(これで弾みがつきました)、そして今期、3年前には信じられないほどの黒字を計上したのです。
何が課題か、正しい議論をする、そして決めたことは徹底してやる、それを実行してきた成果です。
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上記の小売業の事例は、顧問先様と一緒に『戦略参謀Ⅰ、Ⅱ』を流れにそって行うことにより、計画の実現可能性が高くなった結果だと思います。
私は『戦略参謀』はある意味、人と人をつなぎ、課題を深く話し合える「コミュニケーションツール」ではないかと思っております。
次回は「課題を明確にした上で顧客に貢献するためのストーリー作りについて」です。