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戦略とマネジメントが必要な時代②(2014.10.01)

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□■  戦略とマネジメントが必要な時代(2)                    
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いつも大変お世話になっております。
若山経営・東京事務所の若山です。

今回も、弊社若山が週間帝国ニュース(株式会社帝国データバンク青森支店様発行)
に掲載させて頂いた記事の「戦略とマネジメントが必要な時代」の記事から抜粋したものをシリーズでお届けします。

 
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いろいろな業界で、大企業による寡占化が進んでいますが、

「小企業は巨人に飲み込まれつつあり、消滅寸前だと聞かされてきた。
だが、これは100年間ずっとナンセンスだった。小企業は100年前と同じように活動している。
経済における小企業のウエイトは、寡占化や集中の予言にもかかわらず、質量ともに100年間変わっていない。」
(「マネジメント下巻」P65 ダイヤモンド社 著者P.F.ドラッカー 訳者:上田惇夫2008年10月発行)

今、始まったことではないのです。
小企業にこそ、高度なマネジメントが必要。際立った存在になるための戦略を持たなければならない。
有利に戦うことのできるニッチ(市場全体の一部を構成する特定のニーズ(需要、客層)を持つ規模の小さい市場。Wikipedia参照)
を見つけなければならないとドラッカーは言っています。

 

■□随想━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

大企業は分散化された仕事を、小企業に分けて発注しています。
逆に言うと、選ばれる小企業は、大企業が求めるニーズと満たしているということになります。
赤い靴を1足作るのも、求める赤を出せる小企業に発注するわけです。
物が贅沢にあふれる時代だからこそ、ニーズが細かくなります。つまり、ニーズも種類が沢山あるということではないでしょうか。
是非「戦略参謀」を活用し、御社と顧客様にしかない「ニーズ」を見つけ出して頂ければ幸いです。