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╋■┛ 事業領域の拡大(6)
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若山経営・東京事務所の若山です。いつも大変お世話になっております。
今回も弊社若山が週間帝国ニュース(株式会社帝国データバンク青森支店様発行)に掲載させて頂いた記事の「事業領域の拡大」の記事から抜粋したものをシリーズでお届けします。
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今回は事業領域(ドメイン)の拡大の進め方(手順)についてご紹介します。
└■Step1:PMマトリクス━━━━━━━━━━━━━━━━……┐
PMマトリクスとは、どこ(市場)に何を(製品、商品、サービス)を売っているのか、確認する表です。
すでに活用されているもので、特別なものではありません。
現状を確認し、新製品(商品)・新市場への展開と合わせ、粗利貢献度分析も並行して3年後までの構想を計画します。
└■Step2:3C分析━━━━━━━━━━━━━━━━━……┐
3Cとは、顧客、競合、自社の略で、優先順位は以下のとおりです。
Step1のPMマトリクスの構想が可能かどうかを検証します。
顧客:顧客を満足させる価値が提供できるかを考える
競合:競争に際して優位性を持てるかどうかを考える
自社:あくまで優先順位としては最後ということを忘れない
└■Step3:市場分析━━━━━━━━━━━━━━━━━……┐
Step1・2を前提に、これから市場はどのように変わっていくのか、わが社が構想したStep1の計画は可能かどうかを確認します。
ここで大事なのが、前回書いたマーケットイン(事業領域の拡大(4))の思考です。
└■Step4:事業領域(ドメイン)の拡大(再定義)━……┐
事業領域(ドメイン)は表現を変え、明日の事業の姿とも言います。
Step1~3を繰り返し、わが社の明日の姿を見つけましょう。
その切り口が、お客様への提供機能を「モノ」から「コト」に変えるということなのです。
腑に落ちるまで、Step1~4を繰り返しましょう。
■ 随想 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥・・・・・‥‥‥・・‥‥‥
「戦略参謀Ⅰ」の最初のメニューである「経営基本要素」の中の「事業ドメイン」。
上記の方法で行くと、「事業ドメイン」のみを、「戦略参謀Ⅰ」のPMマトリクスから中期戦略マップまで行ったあとに、改めて入れられるというのも良いかと思います。
新たな発見があるかもしれません。
メニューについてご不明な点がありましたら御遠慮なくお問い合わせください。