ニュースレター

第二創業と経営戦略 – 3(2017.11.28)

第二創業と経営戦略 – 3

第二創業で別の分野に進むということは多角化戦略を指します。

後継者が成長戦略を検討するに際して、バラ色の未来ばかりを描いても実現する
ことはできません。

多角化戦略で成長するためには、具体的に商品と市場に関する施策(戦略目標)を
考え、方向性を決めたうえで、3C分析*1とSWOT分析*2をし、自社を客観的に
評価した上で再度、施策(戦略目標)を練り直すというプロセスを踏み、成長の
ハードルを明確にしたうえで第二創業に取り組んでいきましょう。

http://dp39139228.lolipop.jp/mm/dai2sogyos.jpg

*1 3Cとは、Customer(市場・顧客)・Competitor(競合)・Company(自社)
の3つの頭文字。3C分析とは自社がどのような経営環境におかれているのか
現状を分析し、課題を発見し戦略を考える手法。

*2 SWOT分析とは、外部環境や内部環境を強み(Strengths)、弱み(Weakn
esses)、機会(Opportunities)、脅威(Threats)の4つのカテゴリーで要
因分析し、事業環境変化に対応した経営資源の最適活用を図る経営戦略策定
方法の一つ。(Wikipedia参照)

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第二創業と経営戦略 – 2(2017.11.21)

第二創業と経営戦略 – 2

アンゾフの事業拡大マトリクスは、やみくもに戦線を広げて、むやみに投資と
リスクを発生させるのではなく、市場と製品、既存と新規の二つの視点を組み合
わせることで、事業を成長・拡大させていくための戦略を練るツールです。

http://dp39139228.lolipop.jp/mm/dai2sogyos.jpg

1.市場浸透 :現在の商品、サービスで現在の市場に攻める戦略
2.新商品開発:同じ市場に対して、新しい商品開発を行い、守備範囲を広げる
3.新市場開拓:新たな顧客を取り込み、市場拡大を図る
4.多角化 :新商品を新市場に拡大する

ほとんどの企業は、1.市場浸透、2.新商品拡大、3.新市場拡大という戦略を組み
合わせ、成長戦略に取り組んでいます。

なぜなら、4.多角化戦略は新たな商品で未知の市場に挑むためもっともリスクが
高い戦略だからです。

次号では、第二創業と事業拡大マトリクスの関連性からご説明していきます。

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第二創業と経営戦略 – 1(2017.11.14)

第二創業と経営戦略 – 1

第二創業とは、経営者が変わり先代から引き継いだ事業の業務転換をし、これ
までとは別の分野に進出することを指します。

後継者だけでなく、現在の経営者が新たな分野に挑戦することも第二創業といえ
ますが、現実には経営者の高齢化といった事情もあり、若い世代が引き継いだ時
に成長戦略として第二創業が行われるのが一般的です。

事業の成長戦略を考えるとき、よく使われるのがアンゾフ*1の事業拡大マトリ
クスです。

http://dp39139228.lolipop.jp/mm/dai2sogyos.jpg

別の分野に進出するといっても、既存事業とのシナジー(相乗効果)を生かして
成長を考える必要があります。

次号では、事業拡大マトリクスの詳細をご説明していきます。

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