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ロバート・S・キャプランの論文「ストラテジーマップ」

ハーバードビジネスレビュー(2001年2月)

ハーバードビジネスレビュー競争力の源泉が生産設備や営業拠点といった有形資産から、人材、ノウハウ、技術といった知的資産に移行している。このような「無形資産」(intangible asset)を測定・評価することは、従来の財務諸表では限界があった。そこで登場したのが「バランスト・スコアカード」である。企業活動を、財務面と共に、顧客、業務プロセス・成長、学習の4つの視点から分析する手法である。

上記は、HBRのライブラリーから取り寄せたキャプラン教授の論文の表現です。私は、英語ができないので、原書を読むことができません。和訳したもので解釈することよりできないので、つながりで考えてみました。

バランス・スコアカードを経営指標としての役割から、4つの視点に区分して考え、財務を結果、顧客業務プロセス、学習・成長の各視点をプロセスととらえ、つながりでとらえて分析するという考え方がこの論文で始まり、2005年12月発行の「戦略マップ」にバランスト・スコアカードという表現が使われたのではないかと思います。