大和出版2014年9月発行
名刺を捨てることのできない人はいらない人脈を捨てることができません。
多くの人脈を持っていると、名刺の保管管理以外にも、それだけパワーを使いますし、時間やコストもかかります。しかし、その損失よりも、多くの人と知り合った証として保管しておくことが重大だと捉えていらっしゃるケースを見かけます。
これは、「願望の人脈」です。願望のネットワークなのです。
いつか使うだろう、もしかして、また必要になるかもしれない。それが名刺を捨てることができない本質的な理由なのです。願望の人脈やネットワークに力を浪費してしまうよりも、もっと必要な人脈に力を注ぐべきなのです。
願望の人脈に欠けている時間を、必要な人脈に集中しましょう。
どんどん増えていく名刺。整理をするために名刺をもらっているように思える時があります。本には、残す名刺20に対して、処分する名刺80と書いてあります。その基準は、名刺を使う人脈と使わない人脈に分ける。その時に基準を何か作るとよい。(例えば、顔を思い出せるか?など)
・いざとなったら頼れる人材リストが人脈、そのリストは常に携帯する
捨てることのメリット
・本当に必要な人脈に力を入れることができる
新しい年、本当に必要なものと、願望のものを区分し、「願望のもは捨てる」という決意からスタートします。