川原慎也著2012年7月25日発行
P276「改善が実現できるかどうかの分かれ道は“しがらみ”」
PDCAのマネジメントサイクルをきちんと回せている人は、成果を出している確率が圧倒的に高いという事実はあります。
(中略)
この、成果が出る、出ないの分かれ目が“しがらみ”なのです
当然、円滑に仕事を進めていくためには関係者と良好な関係を構築しなければなりませんが、あまりにもそれを優先することによって、正しい改善が行われないケースが頻繁に起きているのです
(中略)
“しがらみ”には、いくつかの種類があります。具体的には
・評価制度によるしがらみ
・組織構造によるしがらみ
・習慣によるしがらみ
・考え方によるしがらみ
上記の“しがらみ”についての解説はP180にあります。PDCAサイクルのPDCの次にくる「A(Action)→次の計画に繋げるステップ」の“鍵”はしがらみを打破する→コミュニケーションにあるようです。