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『図解でわかる!戦略実行読本』~「実行の4つの規律」実践ワークブック 著者 クリスマチュズニー、ショーン・コヴィー、ジム・ヒューリンク 編者 フランクリン・コヴィー・ジャパン

発行所キングベア出版 2014年5月31日初版第1刷発行P34 

目標を絞れないのはなぜか?
なぜ多くの目標を抱え込んでしまうのでしょうか。
目標を絞れるタイプ度チェック

 あなたの考え方、状況を確認してみましょう。下記の質問を読んで、あなたに当てはまるものに✔をつけてください

□改善したいことがたくさんある
□ビジネスチャンスは一つも失いたくない
□上司や経営層があなたの目標を増やすことがある
□いつも多くの仕事や案件を抱えている
□今の目標を達成するためには、沢山の施策が必要だと思う
□良いアイデアはどんどん取り入れたい
□熱心に仕事をしていることを評価して欲しい
□たくさんの目標があれば、どれかは達成できるだろう

要注意のタイプ
 半分以上当てはまったら、あなたは野心的でクリエイティブな人物でしょう。実は、こういうタイプの方は、目標を絞り込むよりも、増やす方にどうしても傾きやすくなります。左ページのような悪魔が、そんなあなたの思い込みや不安につけこんで誘惑してくるので注意しましょう。この二人の悪魔(①良いアイデアを無視できない罠、②竜巻の中にある測定基準を全て改善したい罠)あなたが目標を絞ろうとするのを邪魔します。この誘惑にはまって多くのことを目標にしてしまうと、フォーカスがぼやけてすべてが平凡な結果に終わってしまいます。

リーダーの直観vs原則
 チームメンバーの行動が変わることが成功には不可欠ですが、竜巻に立ち向かっている彼らは一度に多くの行動を変えることはできません。ですから、一つか二つの最重要目標に焦点を絞り、チームの時間とエネルギーを一貫して注ぎ込む必要があります、一度に一つか二つの最重要目標にフォーカスすることが例えリーダーの直観に反することだとしても、絶対にそうしなければならないのです

 「7つの習慣」を中心とした、キングベアー出版の書籍です。KPI実践の本と一緒に書棚にありました。「組織が戦略をみるみる実行できる本」というタイトルに惹かれ読み直しました。P22に「実行を邪魔する本当の敵は、日常業務です。これを「竜巻」と呼ぶことにしています」と書いてあります。2022年下期に入り、7月がもう少しで終了。実行できていない戦略は「竜巻」のせいか?目標を絞れるタイプ度チェックでは、ほとんどに✔がついてしまいました。悪魔や竜巻のせいではなく、本に書いてあるように最重要目標を一つ(多くて二つ)に見極め後半戦の行動を改めます。