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「人生を開く100の金言」鍵山秀三郎

致知出版社 平成29年6月26日 第1刷発行

「人生を開く100の金言」鍵山秀三郎(P18 四つの壁)
まず、身内からでさえ、そんなことは無理だということから始まり、
その次には困難だと言われます。
それを乗り越えても次にそれは無理だといわれ、
最後は危険な試みだとさえ言われましょう。
この四つの壁を乗り越えたところから快進撃が始まります。

この本は、智創税理士法人盛岡事務所 楢山直孝さんから暑中見舞いの献本としていただきました。直孝さんは父・直樹氏が、今の時期と年末に続けてきたことを、継続しています。私は、楢山直樹先生に生前大変お世話になりました。P12に「時々起る難しい問題を節とよぶならば…」とあります。「節」を超えようともがいている自分には素晴らしい献本です。「合掌」

「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー、ジェームス・J・スキナー

キングベアー出版 1996年12月25日初版第1刷発行

「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー、ジェームス・J・スキナー(P213 生き方を変える第二の領域)
 この第四世代の時間管理の中心的な概念を、時間管理のマトリックスという図で示すことができる。私たちの時間の過ごし方は、基本的に四つの領域に大別することができる。活動を定義する二つの軸は、緊急度・重要度である。
 まず、この二つの言葉を定義することにしよう。
 緊急とは、「すぐに対応しなければならないように見えるもの」である。それは、今すぐ、私たちに働きかけてくるものである。例えば、鳴っている電話は緊急である。鳴りっぱなしの電話を放っておける人は滅多にいない。すぐに対応しなければならないように見えるからだ。
 何時間もかけて資料を用意し、身だしなみを整えて、あるひとの事務所まで足を運んだとしても、電話が鳴りだせば、あなたの訪問より電話が優先されてしまうことになるだろう。人から電話をもらって、「あと十五分くらいすれば話せるから、保留にしておいてください」という人はまずいない。しかし、大切な来客を待たせたまま電話に対応する人は、なんと多いことだろう。
 緊急なものは、私たちに即時の対応を要求するものである。これらは、ほかの人にとっては高い優先順位にあることも多い。しかし、その多くは、快適で、手軽で、楽しく感じるものでありながら。全く重要ではない。
 一方、重要度は結果に関連している概念である。重要なものというのは、「あなたのミッション、価値観、優先順位の高い目標の達成に結びついているもの」である。
 私たちは緊急なものに対しては、すぐ反応しがちである。しかし、緊急性のない重要な事柄を行なうには、より高い率先力と主体性が必要になる。新しい機会を活かし、大切な目的を成し遂げるためには、自分から進んで行動を起こさなければならない。第二の習慣で自分の目的を明確にしていなければ、緊急を要するものばかりに反応してしまうことになる。

「原則の力」あらためて読み直しました。日本語の全訳、熟読します。

「図解&事例で学ぶPDCAの教科書」川原 慎也著

株式会社マイナビ出版 2016年2月29日初版発行

「スコアをつければ組織は動く」チャールズ・A・クーンラット、リー・ベンソン著(P38 ▼目標と計画は違う!)
「目標」と「計画」は違います、などと言うと、「そんなことわかっているよ」という声が聞こえてきそうですが、ビジネスの常識では、これらを混同して使っているケースが散見されます。
 中には、「これが計画です」と見せてもらうものに、年間の売上目標、それを月別に分解した売上目標、商品別に分解した売上目標、顧客別に分解した売上目標……と、売上目標を様々なテーマで分解した数値が並んでいるに過ぎない、といったケースも決して少なくありません。
 言葉の違いは理解していても、実際の運用段階では混同してしまうわけですね。だからこそ、「なんのために計画をたてるのかを明らかにすること」が大切になります。
 さて、「目標」と「計画」の違いについての理解を深めるには、登山に例えて考えてみるのが良いでしょう。
 登山において、「目標」は山頂に到達することであり、「計画」はその山頂に到達するための登山計画ということになりますね。このように考えてみると、全く異なる定義であることが再認識できるのではないかと思います。
 つまり、「計画」のもっとも重要な目的として「目標」達成があるということをまず理解した上で、「計画の作りこみ」に取り組むことが重要になのです。

「これだけPDCA」の川原先生の本です。経歴を見ると「船井総合研究所・上席コンサルタント。PDCAマネジメントコンサルティングの第一人者として中小企業から大手企業に至るまで、企業規模特有の課題を踏まえたコンサルテーションを展開。」とありました。
PDCAに関する本はたくさんあります。すばる舎リンゲージの「これだけシリーズ」の走りになったのは「これだけPDCA」。その著者も川原先生です。大変わかりやすいのでお薦めです。最近、新たなことに取り組み、資料をみたら年間目標達成のためどのように取り組むのかは書いてあるのですが、そのためにどのように行動するのかまでは言及していない上、普段の行動をモニタリングする仕組みがありません。「目標」と「計画」の違いを改めて考えることができました。

「スコアをつければ組織は動く」チャールズ・A・クーンラット、リー・ベンソン著(3)

ダイレクト出版 2017年4月発行

「スコアをつければ組織は動く」チャールズ・A・クーンラット、リー・ベンソン著 (P182 年に一度ではなく日々行うようにする)
「1ヤードずつ進むのは難しいが、1インチずつならたやすい」
私たちはこの言葉を幼少のころから聞かされてきた。進歩とは小さな積み重ねであり、一足飛びではなく、一歩ずつ前に進むことである。
だが、私たちは慣習や技術問題から、19世紀後半の会計基準に基づいたスコアカードに縛られていることが良くある。あるいは、はるか昔の先祖のように、月の相にコントロールされていたりする。
私のスコアカードが1年に一度しか報告する必要のないもの―例えば、税引前利益―で、そのカードを微調整することも、改良することも、報告回数を増やすこともできなければ、何か問題ある場合、それは大きくなっていく一方である。
クレジットカード会社は、カードホルダー(顧客)が外出時間には必ずカードを携行するよう期待しているが、ある大手カード会社は年間の貸し倒れ損失がほぼ4億ドルに達したと発表した。誰が考えても手の施しようのない額で、こんな事態が生じたのは報告が年に1回だからである。だが、この数字を1日100万ドルの損失ととらえるとどうなるだろう?大きいことに変わりはないが、はるかに対処しやすい数字である。
問題は依然深刻だが、こうしてスコアキーピングを1年に1度ではなく日々行うようにすれば、少なくとも問題に手を付けることは可能になる。何度も注意を払っていれば、以前は不可能と思えたことが可能になる。

web軍師はKPIマネジメントのツールです。月に一度目標に対する実績を記入する仕組みですが、記入するまでのプロセスとして、日々・週・10日単位での振り返りが必要です。目標達成するためには、「仮説→実行→検証→仕組み化」そして具体的なアクションプランを立てること。仮説を明確にし、それをKPI設定して共有化し、目標管理やアクションにつなげる、加えて「スピード」!それを習慣にできるかどうか…習慣にする意思があるかどうかです。
わかっていても実践できない。私も全く同じで、チャレンジと挫折を繰り返しています。でも、最近気づいたのですが、戦略を「戦略マップ」で考える習慣が日常になっていました。習慣を変えるには行動から、決意を新たにして目標達成のため、行動を変えてみませんか。

「BCG戦略コンセプト」競争優位の原則 水越豊著

ダイヤモンド社刊 2003年11月 第1刷発行

「BCG戦略コンセプト」競争優位の原則 水越豊著(P.6 これが戦略的思考だ)
 では、「それなり」経営を脱し、「ならでは」経営に転換するとは、どのようなことになるだろうか。一言でいえば、差別化を追求した方向性を出すことである。具体的に言うと、何かに特化することや、従来のやり方や同業他社のやり方とは一変した、新たなやり方を始めることである。同じような競争力があった企業が、1つの現象に対する見方の違いによって、その後のパフォーマンスに大きな差がでた例は実に多い。
 富士写真フィルム(以下、富士フィルム)とコダックは、世界のフィルムビジネスを2分する両雄だったが、デジタルカメラという新しい技術に対する戦略的な取組みが、その後の両社のパフォーマンスを決定づけてしまった。コダックは、デジタルカメラ技術を敵とみなし、一切これとは一線を隔して、どちらかといえば戦う戦略に出た。一方富士フィルムは、これは新しい技術の流れであると判断し、いち早く新技術をリードしていく戦略に出た。両社は、正反対の戦略的判断を下し、全く違うことを行った。結果、富士フィルムはコダックに圧勝することとなる。世界の市場を2分する両雄がいまや株価も大きく差が開いている。富士フィルムの勝利は、戦略とはかように重要なものであり、勝者も戦略を誤ると、一瞬にして崩れてしまうことを物語っている。カメラ業界においては、コダックに限らず、デジタルカメラに乗り遅れて後退した企業は多い。

「戦略参謀」開発の始まりはこの本からでした。多分、15年くらい前のことです。岩手県の盛岡市に「ジュンク堂」があると聞いてドライブし、この本をみつけました。それから、経営戦略を追及する旅が始まり、ITC、バランス・スコアカード、ドラッカーと進み「戦略参謀」のベースになったソフトを購入し、腑に落ちる仕組みにする取組をして、「戦略参謀」が生まれました。そのソフトは今、戦略ナビ(戦略参謀&web軍師)になっています。
 最近、これからの人生の区切りになる出来事があり、本の整理をしました。事業構造(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント—PPM)もこの本で初めて知りました。著者の水越豊氏は、ボストンコンサルティンググループヴァイスプレジデント、名古屋事務所代表、東京大学経済学部卒と紹介されています。原点に返って読み直すことにしました。

「マーケティングのKPI」上島千鶴 著

日経BP社 2016年6月 初版発行

「マーケティングのKPI」上島千鶴 著(1-1KPIとは P.12)
 世の中では、ゴールを目的、その要因について意識せずに「KPI」という言葉が乱用されているように感じている。特にネット系ネディアやネット広告代理店、マーケティング関連ツールやベンダー等インターネット業界に関わる人が、こうした言葉遣いをすることが多い。単なる数字の割合、指標であっても、全てをKPIと表記してしまうことが混乱元となっている。
 本来、KPIとは業績を評価するための指標であり、その方法は、経営ビジョンや戦略、各目標を評価できるマネジメントツールとして1992年に発表されてた「バランスとスコアカード」が基本となっている。
 BSCは、1.財務の視点(業績評価)、2.顧客の視点(企業から見るお客様、お客様から見る企業)、3.業務プロセス(製品自体の品質や業務内容に関する視点)、4.学習と成長の視点(企業が持つアイデアやノウハウ、従業員の能力や意識の視点)という4つの視点をベースに、企業が持つ有形・無形資産や将来への投資判断などを含めた“今”を総合的に評価するものである。
 その設計にあたっては、前提に方向性(ビジョン)や戦略が存在し、目的(目標)を日本語で明確にする必要がある。そして、その目的を達成するための成功要因は何かを分解していく。
 さらに複数考えられる成功要因を達成するために、業務プロセス単位でどのような要素があるか、各部門や組織、個人単位まで因数分解(ブレイクダウン)していく。
 目的を要素まで分解する際には、要素ごとに「なぜ(Wey)その施策や活動・業務が必要か」を突き詰めていくと、最初の目的に全てつながるように設計する。最初から数字や指標ありきで考えるのではなく、なぜその業務や施策が必要なのかをしっかりと定義することが重要だ。

最近、web軍師をダッシユボード的(複数の情報源からデータを集め、概要をまとめて一覧表示する機能)に使うお客様が増えてきました。例えば、一人ひとりの売上を目標と実績で表しその数値を合計して部門や全社の成績を表示する、という利用の仕方です。
この本(「マーケティングのKPI」)では、Whyを目標値に対する理由と定義し、それを数値で評価することをHowとしています。私達は、これまで数値の評価だけであればExcel等を使ってきました。なぜ、Weyを追及するのか…それは目標と実績が、かい離した時、なぜその業務を指標として設定したのかを確認し、「それがうまくいっている/いっていない」がタイムリーにわかるようにしたいからです。PDCAにおけるKPIの活用のカギは「目標達成に向けた過程において問題が発生した場合、必要な見直しができる」という点にあります。
Web軍師を使い、会議で数値の集計結果を表示し目標の達成率を議論するのであれば、これまでExcelでやっていた集計機能と大差なく、目標達成に向けた「KPIマネジメント」とかけ離れたものになってしまいます。この本を読み、そのことに気づきました。

「買物難民を救え!移動スーパーとくし丸の挑戦」村上稔著

緑風出版 2014年7月 初版発行

「買物難民を救え!移動スーパーとくし丸の挑戦」村上稔著(P.118 地域密着人口「増」の時代)
 これからの経済を考えるうえで、「欠かせない」一番大きな視点は、やはりかつてない少子高齢化と、それに伴う人口減少の到来でしょう。
 (中略)
しかし、人口増加は2010年の一億二八〇六万人でピークを迎え、ついには人口減少の社会に入りました。これから消費委人口という全体のパイは小さくなっていきます。「成長神話」という言葉が言われますが、こういう時代の到来を受けて、今までと同じような経済成長を前提とする経営計画や、それを遂行する責務を負う人たちは、時を経ずして行き詰まり、破たんするのが目に見えているのではないでしょうか。
やはりこれからは、闇雲に右肩上がりの成長を追いかけるのではなく、持続可能性・・・横文字で「サステナビリティ」を第一に考えた経済を、官民ともに国家目標として創っていかなければならない時代になっているのだと思います。
そんな時代の中でニュービジネスは、どういうマーケットに対してターゲットを見据えて行けばいいのでしょうか。
千葉大学教授の広井良典さんは、著書「人口減少社会という希望」の中で、これからは「地域密着人口」が増えていく時代であると指摘しています。
広井さんによると、「地域密着人口」とは、一言でいえば高齢者と子供です。高齢者とは一般的に六五歳以上を指しますが、ようするにその年齢は、会社を退職して、昔でいえば「隠居」をする年齢ということです。それまでは「就業人口」と言われるように、彼らの生活は家と会社の行き来を日常として「地域」との関係は希薄でした。
地域は彼らにいとって、「寝に帰る所」で、そこで消費をしたり、文化的な活動をしたり、コミュニティに関わったり、という場所ではなかったのです。
ところが、退職後はその行き来が必要な気なるので、生活圏は「地域密着型」へと移行していくだろうというのです。買物や外食、また病院や散髪等にしても、自分の家の近くで済ませるという人が増えてくるという予測です。

「買物弱者」でAmazonを検索して見つけました。この本は、長く市会議員だった著者が、新たなビジネスとして仲間と始めた、「移動スーパーとくし丸」の奮戦記です。環境・貧困などの社会的問題の解決を図るための取組を持続可能な事業として展開する、という意味のソーシャルビジネスという言葉に興味を持ちました。移動スーパーとコミュニテイ(地域住民が生活している場所)を組み合わせ、何か新たなアイデアが生まれそうです。

「スコアをつければ組織は動く」チャールズ・A・クーンライト、リーベンソン著(2)

ダイレクト出版株式会社 2017年4月 発行

「スコアをつければ組織は動く」チャールズ・A・クーンライト、リーベンソン著(P.112参加者すべてが勝者になれる機会を作る)
 毎年、アメリカでは大規模なマラソン大会が多数、開催されている。大都市はどこでも、この42.195キロの耐久テストを主催し、それ以外の都市や町でも大会が行われる。マラソンはあらゆる年齢、職業の人を引き付ける。
 だが、男子の最高記録保持者となれるのも、女子の最高記録保持者となれるのも、この何十万、何百万という人の中の1人だけである。それなのになぜこうもマラソンの任期は高いのか?各大会に出場する人の99.9%が1位になれない協議が、なぜアピールするのか?
 その理由はここにある。マラソンでは会うべてが勝者になれるのだ。出場者全員が1位になることはできないが、全員が勝者になりことはできる。マラソンでは、人類の最も古い物差しを使って評価することが可能である。つまり、以前より進歩したかどうかを尺度にすればよいのだ。
 マラソンランナーは人との比較ではなく、“自分自身を基準に”パフォーマンスの測定をする。タイムが縮まれば……例え1秒でも……勝利である。毎年2万5000人以上が参加するニューヨークシティマラソンでは、2万5000人の勝者が誕生するかもしれない。勝者が2万5000人素晴らしいことである。
 あなたの会社、組織、家族はどうだろう?マラソンのような運営がされているだろうか?勝者の数を最大にするようなスコアキーピングとフィードバックのシステムが確立しているだろうか?大多数の人が進歩、成功、そして勝利する機会を与えられているだろうか?あなたの組織は多数の従業員の勝利を受け入れる体制にあるだろうか?

 「単なる測定」の代表…「平均」を基準に、授業員、つまりプレーヤーをランクづけする統計的手法、これは学校時代の評価方法と同じで融通の聞かない評価方法と言い切っています。そして、ゴルフのハンディを例に、私たちに必要なのは、まだ平均には達しない者の、この1年の実績の伸びが最大の人を見つけ出してたたえることである。だがそれにはまず、勝者の数を最大にするシステムを導入しなければならない」とP129で述べています。
みんなが勝者になれるマラソンランナーのような人事の仕組みができれば素晴らしいと思います。2割の優秀な社員を目標にしたフィードバックの仕組みから、もっと踏み込んで、「自分の“目標”基準に照らして、勝っているのか負けているのかを常にチェックできる」システムにすべきでしょうか…。
 連休で熟読することが目標でしたが、読みながら反省することが多く、前にすすみませんでした。

「スコアをつければ組織は動く」チャールズ・A・クーンライト、リーベンソン著

ダイレクト出版株式会社 2017年4月 発行

「スコアをつければ組織は動く」チャールズ・A・クーンライト、リーベンソン著プレースるように働こう!(本の見出しから)
会社の親睦会でバレーボールをするとき
同僚10人は一瞬のうちに結束を固め
目標に向かって一致団結する
ところが、その10人が職場に戻るや
そのまとまりは全く見られなくなってしまう。
これはなぜなのか?
私たちは、やる気の湧くもの、
目標が明確なもの、
進捗の度合いが示されるものに
動かされる興味があるのだ

鍵はスコアキーピングにある
しかし、企業の従来の測定では、
ネガティブな面に注目するばかりで、
逆に意欲を喪失させてしまう。
これを「スコアキーピング」に変えたとき、
真の「測定にもとづいたマネジメント」がスタートする。
スコアをつけることではなく、
いかにしてスコアをつけるかが重要なのだ。

本書の紹介する手法は、
スポーツで使われる測定手法を職場に応用するものだ。
これまで何千社もの企業がこのシステムを採用後、
大幅に生産性を向上させ、職場環境を改善し、
志気を高めることができた。
効果的なスコアキーピングの仕組みと職場を
理解して実践すれば、全社の環境、管理スタイル
目標の大小に関係なく、
生産性、収益性が向上するだろう

 「なぜ、このシンプルなシステムは、やる気のない従業員をモチベーションの高い人間に生まれ変わらせるのか?」という本の帯の言葉のも惹かれました。
私は、以前学んだ「成長支援制度」とバランス・スコアカードを使った経営手法を融合させたいと考え、取り組んでいます。「成長支援制度」のカギは、目標面接とフィードバックの仕組みにあると理解しているのですが、経営戦略との関連付けを前進させることができず、それが「壁」になっています。効果的なスコアキーピングの仕組みがあり、やる気のない社員のモチベーションを上げることができるとすれば…魔法の杖と同じです。5月の連休はこの本を熟読することに決めました。中小企業等経営強化法に関連する税制措置がテーマでしたが、それは勤務時間内?します。

『残念な経営者・誇れる経営者』山田修(著)

株式会社ぱる出版 2017年4月 発行

『残念な経営者・誇れる経営者』山田修(著)本の表紙からです。
2016年の「経営者残念大賞」ランクの基準は、
◎業績を大きく落とした企業・社長
◎成長機会を逃した企業・社長
◎企業価値を大きく毀損した企業・社長
◎危機的状況を傍観し窮地に追いやってしまった企業・社長
◎経営者としての倫理にもとった企業・社長
◎社会に大きな損害やリスク・不安を与え強く指弾された企業・社長
・・・・などなど、大物が揃った。

その一方で、逆に輝きを放つ企業・経営者もいる
本書は、残念な経営者のどこがどう間違っていたのか、
また、戦略的で注目される経営者の見習いたいポイントなどを、
ビジネス評論家の第一人者が、日本の経営者22人を
忌憚なく分析評価した書。

今回は、本の宣伝です。お世話になっている山田修先生が新刊書籍を刊行されました。山田修先生は、20年以上にわたり外資系4社及び日系2社で社長を歴任し、不調業績をすべて回復させ「企業再生経営者」と評されてきました。2016年に話題となった企業とその経営者22社・22名を取り上げ、忌憚のない評価をしています。経営戦略を考える参考になります。
山田修先生が運営してる「リーダーズブートキャンプ」の案内もありました。
第3期を8月から次のように開催することとしました。
http://senryaku.p1.bindsite.jp/pg191.html
参加候補の方には、是非下記の6月8日(木)あるいは6月13日(火)の特別講演会(LBC第3期説明会つき)に申し込まれるよう、ご案内ください(説明会に申し込まなくてもLBCには申し込めますが)。
http://senryaku.p1.bindsite.jp/pg192.html
軍師の会からの紹介であれば、参加費の割引もしていただけるとのことです。
主任講師:山田 修 特別講師:新 将命、箱田 忠昭
の三大講師がそろい踏みです。
軍師の会では、以前、戦略カードを使い、自社・自部門の戦略を立案・発表するという研修をやり、分かりやすいと好評でした。